41歳直前、40歳からの体外受精

AMH0.8。低AMHと男性不妊です。

BT9 フライング

下腹部の痛みで少し早く目が覚めました。

ぼんやりした頭で、

ああ、懐かしいこれはあの痛みに似てる…

 

あの痛み…?

 

 

あの……

 

 

 

生理直前の痛み!!!

 

 

うわ〜、判定日朝にはワンクッション置くために病院行く前にフライング(したくないけど)しないとっておもってたのにーーー!!!

生理痛もほぼなく、ホルモン剤飲み過ぎてもはや生理前の痛みが懐かしい感覚に!

 

起きて、トイレ…

「朝一番の尿で…」という妊娠検査薬のお決まりを思い出し、決行。

実行し、

ジワジワ。

あ、終了線は見えそう。ちぇ、濃い陽性じゃないのか。判定線辺りはピンクでモヤモヤしてる。

モヤモヤ。

ふゎ〜(霧が晴れていく音)

 

 

 

真っ白……

20分待ってみたけど変わりなし。

心の目で見ている先輩方の真似をしてみるも真っ白。

分解を真似てみるけれど、真っ白。

強いて言えば、苦し紛れの幻覚みたいに、

ここに判定線がくるんだろうなぁというところに、

薄っっすい折り目みたいなのは見える。

それも角度や、集中力で見えなかったり。

 

 

1回目でなかなか成功はしないとは聞いていたけど、

ダメだった時のシミュレーションしてなかったから、

ああ、どうやってメンタル保てばいいのか。

 

 

 

とりあえず寝ていた夫を起こして、検査薬を見せつつ結果をお伝え。

ひどい言葉をかけられる事はなかったものの、

優しい言葉や、気持ちに寄り添ってもらえる態度もなく、

さすってくれと自ら言って、それで涙がやっと出てきたんだけど、さすってる手に全く気持ちが入ってないのはよくわかっていて、

なんだか情けなくなって。

ただただ機械的にさする夫の手。

 

よく、妊活ブログで、

夫も泣いてくれて、むしろ自分より泣いて…とか

次がんばろう!って言ってくれて…とか

黙ってだきしてめくれて…とか

なんか、色々なラブラブを皆さん挟んできてて、たしかに妊活でこんなになる前はそれが当たり前くらい思ってたけど、

なんてこった、うちの夫は。

今回もひどい言葉を言われないだけマシだった。

しつこく落ち込んでたり、甘えたりしたら、

きっと

しつこいねん!鬱陶しい。自分が好きでやってダメやったんやろ!って

言われるわぁ、きっと。

 

はぁ…

 

なんのためかわからないルトラール飲んで膣剤入れて、

病院行って判定結果聞かなきゃ…。

 

ちなみに膣剤入れる時、変わらず遠くて狭い。

 

 

#BT9

#フライング

#凍結胚盤胞移植

以前書いたブログについて

2019年に妊娠した時、その時の事をブログに書きました。

思いもよらず、最高で16位になったりして、信じられないことに今でも毎日平均で230アクセスくらいあります。新規でフォローして下さる方もいて、本当にありがたいです。

と同時に、やっぱり、悩んでる方・情報を求めている方がきっとたくさんいるんだろうなと思いました。

 

この時のブログは、タイミング法だけしか試していない私が23回目で妊娠できたという事を書いていて、それは事実で、誰かの心を少しでも支えてあげられれば、と思って書いたものでした。

結果このあと受精卵が良くなかったのか稽留流産してしまうんですが、それについて続きを書くべきかどうか凄く悩みました。

これが私じゃなかったら出産までできたかもしれないので、これを読んだ、妊娠を継続できる人を怖がらせたくないなぁと思いました。

どなたかの希望や励みになっているのであれば、このまま流産のことは書かない方が良いのではないかと。

なので、改めてこちらのはてなブログで続きを書きたいと思います。

心機一転。

以前のブログはコチラ。

39歳 タイミング法23回目で妊娠する

https://ameblo.jp/oniconico/

 

 

これまでの治療歴について

2017年

入籍後、3ヶ月して育児休暇のとれる現在の職場に就職。

育休が取れる様な時期まで避妊。

避妊しなくなっても妊娠しないため、不妊専門外来へ通院。

私の方の検査では問題なし。問題は加齢か?

夫が急に不妊治療に反対。検査も拒否。

話し合いにも応じず、溝ができる。

何してるのかわからない気持ちでタイミング療法を続けるも、かすりもせず毎回キッチリ生理がくる。徐々に病んでくる。

2019年

39歳 23回目のタイミング療法で妊娠。

この時年末年始の為通院できず、服用無しのほぼ自然妊娠の為大喜び。心拍も確認。

7週で稽留流産。8週で子宮内容除去術。

流産したことで毎日泣き暮らしたが、妊娠できた事実に勇気をもらい、自信がついてもう少し頑張ろうと思える様になる。

自信ついでに、嫌がる夫と長い話し合い。

人工授精へステップアップする。

男性不妊が発覚。

ゆえに人工授精が効果を発揮。しかし化学流産を繰り返し、おまけに人工授精毎に遺残卵胞があり治療が進まない。

流産から一年経つも妊娠せず、AMHが0.8である事が発覚。助成金の色々もあり、体外受精へステップアップ。

 

今回のブログは主にここからの事を書きます。

私とこのブログについて

1980年産まれ。現在40歳。

6月で41歳になります。

36歳で結婚。

夫は5つ下で4月が誕生月なので現在36歳。

 

不妊治療について、少しずつ世間で認識されてきましたが、まだまだ同じ女性であっても偏見が強く理解されない為、話せない・相談できないという事をたくさん経験してきました。

偏見から、ひどい事もたくさん言われてきました。仕事を辞めさせられた人も見てきました。

 

皆様のブログや手記で、たくさんの勇気や力をもらってきました。自分一人じゃないんだと思えました。

私もどなたかの力になれればと思い、書き綴ります。

誰にも本音で話せない不妊治療。

でも書き綴ったことが、私の頑張った証です。